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10歳の非外傷性の脊髄損傷の治療例をアップしました

[2023.11.05]

今回の治療の特筆すべき点は以下になります

1、局所麻酔のみでおこなえたこと

2、お子様本人が改善を実感していること

3、症状固定期の後から治療しており、幹細胞治療の改善がクリアにわかること

4、身体機能、および認知機能の両面で改善が得られているということになります

特に、「身体が動かしやすくなる」ということは、脳性麻痺などで自己表現ができるお子様は多くの方が感想として言われることです。例えば関節可動域の改善などは、親など他人が見えてもわかりますが、そして逆にいわゆる「医学の研究」ではこちらが重要視されますが、逆に例えば関節可動域が変わっていない場合、動かしやすくなってるということは、本人の感覚でしかわかりません。ただし、「医学の研究」という点では軽視されるとしても、実際の患者さんご本人からすれば生活する上で苦痛が減るということはこれは非常に大きいことです。

このように治療判断は、医学研究というものも重要ですが、そこの判断のみの場合、数値ができないものが逆に削ぎ落とされてしまうという欠点があります。

実際に治療は、「医学の研究目的」ではありませんので、これらのことも当然考慮しながら治療を検討するということが必要になってくるかと思います。

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