9/3に名古屋のタワダリハビリクリニックの多和田先生主催のセミナーでオンラインの講演を行います。

多和田先生は障がいをお持ちのお子様の治療に長らく従事されてきた先生で、常により良い治療を探されている先生です。

きっかけは多和田先生のクリニックの脳性麻痺の患者さまが当院で幹細胞治療を行い、専門家である医師から見て症状が改善したことから、先生が幹細胞治療に興味を持ってくださったことによります。主に医療従事者向けの講演で説明内容は少し医学的に専門的になる予定ですが、一般の方でも参加可能です（有料です）。

ご興味ある方はご参加いただければと思います。申し込みはこちらから（クリック）

このように最近は、実際に他院通院中の方が当院で幹細胞治療を受け、幹細胞治療に興味を持っていただける医師の方、医療従事者の方も増えてきました。いわゆる白血病以外の治療目的での幹細胞治療というものは新しい治療であって、発展途中であり、わかっていること、わかっていないことが混じり合っています。もちろん全てが治る、全員が希望通りに治る、そのような万能の治療でもありません。それらのことについて、お話ししていくつもりです。主に小児の疾患を想定していますが、一般論として成人を対象としたもののお話しもします。

新しい治療というのは、いわゆる同僚の目を気にすれば否定的であるのが一番楽、安全なのです。ですので、まず大きい病院ではまず否定します。これは組織の理論としてどうしようもありません。医師であっとしても、同僚の視線より患者さんのためという行動をとることは中々難しいという現実があります。また一例も幹細胞治療自体を行ったことのない幹細胞治療を理解していない医師が、医学的事実と異なることを平気で発信するという節操のないことも行われているようです。これも基本的には否定的であることが一番楽ということに尽きます。

ただし、それらは患者さん、そしてその治療を必死に探している患者さんのご家族の存在を忘れています。実際に多くの方が改善しているにもかかわらず、それを言い続けるのは、その方々に向かい合っていないから言えることであると思います。もし、改善するチャンスがあるのにその機会を奪うようなことはしてはならないと思います。

そんな中で患者さんの選択肢を増やす目的で新しい治療にオープンという先生は稀有だと思います。

今回はできるだけフェアな最新の情報をお伝えするつもりです。ご参加の程ご検討いただけると幸いです。

小児幹細胞治療セミナー2023.9.33